コラム『自然+α』Ⅱ-②

食品

第5回:共生菌との共生環境が乱れて起きている問題

私たちの食事や生活スタイルの変化が、腸内菌や共生菌との関係をどのように乱しているのかをご存知ですか?この回では、現代の健康問題とその背景にある「共生の乱れ」について考えてみます。


現代の食事が共生環境を乱す

加工食品や精製された食材の増加により、腸内菌を助ける食物繊維の摂取量が減っています。また、農薬や化学肥料の多用で、菌根菌が十分に働けない作物が増え、それを食べる私たちの体にも影響を及ぼしています。

結果として以下の問題が増えています:

  • 腸内環境の悪化:便秘や下痢、腸内フローラの乱れ。
  • 免疫力の低下:アレルギーや炎症性疾患の増加。
  • 慢性疾患のリスク:肥満や糖尿病、心血管疾患。

農業と健康のつながり

現代農業の影響で、共生菌のネットワークが壊れていることが原因の一つと考えられます。菌根菌が十分に働かない環境で育った作物は、栄養価が低下し、それを摂取する私たちの健康にも影響します。


結論

食事や農業の変化による「共生の乱れ」が、現代の健康問題の背景にあります。この問題を解決するためには、共生菌との関係を取り戻す食生活や農業への転換が必要です。

次回は、この問題を解決するための具体的な方法についてお話しします。

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