共生農業導入事例:大阪府 イチゴ生産者

栽培品目: イチゴ(紅ほっぺ)
栽培方法: 無農薬・無化学肥料栽培
農法導入年: 2023年
使用資材: ペレポストACT-SACT-G


背景

大阪府のこのイチゴ生産者は、医療福祉事業者であり、農業参入1年目の新規生産者です。福祉事業での経験を活かし、環境にも優しく健康に配慮した農業を目指し、共生農業を採用しました。ハウス内での土耕栽培を採用し、無農薬・無化学肥料での栽培に成功。苗の定植前に、農場全体にペレポストACT-Sで土壌環境を整えたことが最大の成功要因です。


栽培のポイント

  • 次世代炭素循環技術ACTの導入
    農場全体にACT-Sを活用した土壌改良を実施しました。針葉樹菌根菌が植物の生育を助け、栽培に成功しています。
  • 無農薬・無化学肥料栽培
    農薬や化学肥料を一切使用せず、自然由来の栄養でイチゴを栽培。土壌に菌根菌を導入することで、植物が必要とする栄養を自然に供給し、健康な作物が育ちました。
  • 高い品質と収穫量
    10aの面積で4トン以上の収穫を達成。地域の慣行栽培と同等の収穫量を維持しながらも、エグ味のない高品質なイチゴを生産しました。

成果

  • 収穫量の安定
    初年度の栽培で、10aの面積から4トン以上のイチゴを収穫。慣行農法と同等の生産性を維持しながら、無農薬での栽培を実現しました。
  • 味と品質の向上
    共生農業で育てたイチゴは、エグ味がなく、甘さと香りが際立つため、地域でも高く評価されています。栽培初年度ながら、地域のふるさと納税商品にも選出されるほどの品質を誇ります。
  • 環境負荷の低減
    無農薬・無化学肥料の栽培が可能となり、環境への負担を最小限に抑えた農業を実現しています。また、化学肥料を使用しないことで、土壌の健全な状態を保ちながら、持続可能な農業が可能となりました。

まとめ

大阪府のこのイチゴ生産者は、農業参入1年目ながら、共生農業を導入することで高品質なイチゴを無農薬で生産することに成功しました。地域でも高い評価を受け、ふるさと納税商品にも選ばれたこの事例は、今後の農業に大きな示唆を与える成功モデルとなっています。


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