8月28日の『第二回安心安全な土づくり勉強会』にご参会頂き有難うございました。一部の座学では有機農業で失敗しない為の注意点、及び、成功する為のコツとして樹皮など木質バイオマスとこれらを分解して植物に提供する外生菌根菌を用いた農法(ACT農業技術)についてお話させて頂きました。第二部は、有機農業法人グレイスファーム様の圃場で、バナナの定植前に、土壌にエサとなる木質バイオマスと、土壌生態系のカギを握る外生菌根菌であるマツタケ菌の発酵資材『畑の涼風α』を投入し、マツタケ菌が農地全体に行き渡っている正に森林生態系が再生された土づくりの現場を視察頂きました。
更に、農法によって農地の土壌菌の状態のみならず働かれている農家さんの腸内菌嚢の状況にどのような影響があるのかについても学んで頂き、腸内環境の改善に有効と話題のレジスタントスターチ含有量が多いことで注目を集めている青バナナを野菜(ジャガイモ)の替わりに調理した料理も試食頂き、バナナの野菜としての市場開発の可能性を感じて頂きました。
座学の勉強会の内容は下記YouTubeにアップしましたので、ご興味をお持ちの方は是非ご覧下さい。