共生農業とは


🌱 共生農業 = 菌と植物の共生の恵みで、自然本来の命を育む農業

共生農業とは、菌類と植物の共生関係を農地に取り戻し、 本来の自然環境のような「命の循環」を再生する農業です。

現代の農業は、化学肥料や農薬、土壌消毒などに依存し、 微生物の多様性や土壌の自浄力を失いつつあります。👉なぜ現代農業では農薬が必須になったのか?

その結果、

  • 作物の香りや味の力が落ち、
  • 農地が疲弊し、
  • 農業が環境問題の原因ともなる

そんな現状に対して、 「菌と植物が共に働く力=共生の仕組み」を再構築するのが共生農業です。


🍄 なぜ“菌”が必要なのか?

森では、肥料や農薬を一切使わずとも、植物は健やかに育ちます。 その鍵を握っているのが、土壌に棲む菌類──とくに白色木材腐朽菌などの共生菌です。

これらの菌は、

  • 木や落ち葉のリグニンを分解し、
  • 腐植をつくり、
  • 土壌の栄養を再循環させ、
  • 他の微生物や植物とつながる“土のインフラ”を形成します。

実は、土壌というものは単なる鉱物ではありません。 菌類と植物が共生し、生命活動の中で生み出された代謝物が、鉱物と混じり合って生まれたもの── それが本来の「土壌」の姿です。

つまり、土壌は菌と植物の共生の“成果物”なのです。

共生農業は、この森の中で自然に行われている循環を、 農地という人工空間の中に再構築するアプローチです。

本質的な土づくりとは、 菌類と植物の共生環境を整えることに他なりません。

👉 更に詳しく『共生農業の仕組み』はこちら

👉『土壌の起源と共生農業』の関係を知りたい方はこちら


🌏 共生農業の目的と価値

✅ 自然本来の命を育む

  • 化学肥料に頼らず、作物自身が根と共生菌で栄養を得る
  • 生命のリズムに沿って育った“本来の命”の農産物ができる

✅ 農地を“自然に戻す”生態系再生活動

  • 土壌に微生物ネットワークを再構築
  • 炭素固定・腐植化・生物多様性の回復が同時に進む

✅ 地球規模の課題に貢献

  • 輸入肥料に依存しない持続可能な農業
  • 農業由来の温室効果ガスを抑えるカーボンファーミングにも適応

🧪 技術の特徴

  • ACT菌根ゼオライト:共生菌を安定供給する土壌改良資材
  • Green Power EX:栄養循環を加速する液体資材(共生菌代謝物)
  • ストレスガードPro:高温や病害の環境ストレスを抑制

これらの技術は、すべて“菌と植物の共生関係”を軸に、 自然の力で農地を育て直すことを目的としています。


🍚 共生農業が育てるもの

  • 清麗オーガニック&ナチュラル(Seirei®)
    • 命の循環の中で育てた農産物ブランド
    • 味・香り・質感に“生命の密度”が宿る作物

🍌 「からだが覚えている、命の味」 🌾 「森のような畑。命の循環が感じられる農業」


🧭 未来への貢献

  • 化学肥料依存からの脱却
  • 食料安全保障の確保(肥料自給率向上)
  • 森と農の境界をつなぐ、新しい農のスタイルへ

共生農業は、自然に還る農業であり、 未来に進む農業でもあります。

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