日本の現状を知っていますか?
日本は化学肥料の原料をほぼ100%輸入に依存していることをご存じでしょうか?
特に三大肥料成分である窒素、リン、カリウムの状況は以下の通りです:
- 窒素: 主要窒素肥料である尿素の4%が国産ですが、その生産に必要な化石資源は輸入に依存。
- リン・カリウム: 原料はなんと100%外国産。
この状況を踏まえると、国際情勢次第では日本の食料自給率38%を維持することですら非常に危ういと言わざるを得ません。
有機質肥料が解決策?でも問題が…
「化学肥料が手に入らないなら、家畜の糞尿や藁を使った有機質肥料があるじゃないか」と思われた方。
残念ながら、ここにも課題があります。
- 日本の飼料自給率はわずか26%
国産の飼料原料を生産するためには、外国産の化学肥料が必要です。
つまり、化学肥料と飼料の両方が外国産に依存している現状では、有機質肥料だけでは根本的な解決には至りません。
ACT農法が可能性を広げる!
でも、安心してください!
ACT農法なら、山や街路樹などの間伐材とマツタケ等の外生菌根菌があれば、化学肥料に頼らず農作物を育てることが可能です。
日本は国土の7割を森林が占める国です。農地と森林が隣接している環境を活かせば、ACT農法を通じて肥料自給率100%を目指すことが現実的に可能だといえるでしょう。
課題と私たちの一歩
ただし、農業の変革には時間がかかります。
- 間伐材の供給体制の構築
明日からすべての農地に必要な間伐材を供給することは難しいです。 - 農法の習得期間
農家の皆さまが新しい農法に慣れるための時間も必要です。
しかし、肥料原料の調達が困難になるような国際情勢の変化を防ぐ努力とともに、自国の食は自国で賄う備えを進めることが大切です。
ACT農法の推進に賛同いただける方へ
日本の各地域で肥料自給を目指すACT農法の取り組みに賛同いただける農業生産者の方は、ぜひご連絡ください!
子どもたちの未来のために、共に大きな一歩を踏み出しましょう!
お問い合わせ先:
- メール: info@actyomitan.com
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