合同会社アクトは、白トリュフ菌などの菌根菌を活用した革新的な発酵技術を通じて、持続可能な農業、化粧品、飲料分野に貢献する企業です。当社の技術は、農業における環境負荷の軽減と、消費者の健康・美容に寄与する新しい価値を提供します。大手企業との協力を通じ、地球規模の課題解決に向けて積極的に取り組んでいます。
会社設立の背景
金剛力グループの起源は、1336年に奈良県で創業した金剛力株式会社に遡ります。長年にわたり発酵技術を基盤とした酒造業を営んできた当社は、2013年に沖縄県読谷村に合同会社アクトを設立し、自然生態系に基づく新しい発酵技術の開発に取り組んでいます。白トリュフ菌による発酵技術を応用し、農業、食品、化粧品分野での技術革新を実現しています。
事業内容
- 白トリュフ菌などの菌根菌を用いた新規発酵技術による食品、飲料、化粧品、農業資材の開発・製造
- ACT農法と清麗農産物の普及
- 農業六次産業化・地域経済の活性化・温暖化対策支援
グループ会社
金剛力株式会社(奈良県): 発酵技術を基盤とした食品・飲料・化粧品・農業資材の製造販売
代表者略歴
薬剤師、大阪大学大学院薬学研究科にて院内感染菌や海洋植物プランクトン等環境微生物を研究(1993年修了)。総合商社の丸紅株式会社にて、日本・アメリカ・イギリス・オランダ・中国・ブラジル・オーストラリア・マレイシア・ミャンマー等世界の農業先進国での農業サービス事業や植物工場事業の開発を従事する中で、食の安定供給と環境保全を両立する農業の必要性を強く感じ、2023年に合同会社アクトを設立。2024年金剛力株式会社代表取締役に就任。
金剛力グループの歴史と革新
自然と発酵技術を未来へつなぐ挑戦
1336年 金剛力の創業
奈良県高取町にて「伊勢屋」として創業。
高取城下町に根付く老舗として、酒や醤油などの発酵食品の製造を始める。
地域社会の基盤を支える存在として、藩の伝馬役や大年寄を務める。
室町時代~江戸時代 発酵文化の発展
土地が育む薬草文化と自然の恵みを活かし、発酵技術を深化。
自然と向き合う姿勢を代々継承し、地域に根差した生産活動を続ける。
「発酵」が生活と密接に結びつき、地域ブランドとしての価値が確立。
1991年 次世代への転機
現代表・藤原澄久が自然生態系と微生物の共生システムに着目。
大阪大学大学院にて植物プランクトンと微生物の研究に取り組み、
自然循環の中での菌類の重要性を再認識する。
2023年 合同会社アクト設立
金剛力グループは、新たな挑戦としてACT農法と白トリュフ発酵製品の事業化に着手。
外生菌根菌(白トリュフ菌・マツタケ菌)の力を活用し、
持続可能な農業・健康・美容分野に革新的な価値を提供。
自然と共生する「未来型発酵技術」が誕生する。
2024年 白トリュフ発酵製品とACT農法の拡大
金剛力株式会社が「自然と科学の融合」を掲げ、
白トリュフ発酵を用いた健康飲料・化粧品を開発。
同時に、ACT農法が農業分野において注目され、環境負荷低減と高品質生産に貢献。
未来へのメッセージ
700年の歴史を礎に、金剛力グループは「自然科学の力」で新たな価値を創造し続けます。
発酵技術とACT農法を通じて、健康・美容・環境を守る未来を実現してまいります。